帆村堂

文化、習俗、伝統などを学び、本・旅・食を愛する

【雑文】これからの読書について

さて、これからどんな本を読もうか、などとよく考える。

つまりどんな分野の本を専門にして読んでいったらいいのか、ということだ。

 

やっと最近分かったことだが、僕は歴史は歴史でも、文化史や生活史に興味の軸があるようなのだ。高校で学ぶ「歴史」というのは、所謂制度史。政治史や経済史などである。しかし、僕が関心を抱いているのは、主に庶民、あるいは民俗学で言うところの「常民」の歴史なのだろう。

 

本の歴史、桶の歴史、台所の歴史……。色々あるが、文化というものになぜか惹かれる。しかし、一般教養レベルの歴史の知識もあまり持っていないと言うのに、文化史や生活史を学ぶことはできるのか。楽しむことはできるのか。そこが疑問だ。

 

それ以外には……

・哲学

・生物学、生態学

天文学

など、割とジャンルにこだわらないで読んでいきたいのだが、楽しく読めるだろうか。

 

うーん。それにしても、本屋に行くと毎度胸が躍る。

本当に本というものは素晴らしい。自分の世界を広げてくれる。

そこで欲が出てくる。

「もっともっと効率的に知識を吸収したい」

しかし、時間は限られている。そして僕は読むのがあまり早くない。

速読の技術があれば、もっと読書生活が豊かになるのか……。

 

そしてあわよくば、物語制作のネタになるような知識が欲しい。

そのような知識はどこに転がっているのか。

例えば科学の知識を身につければ、科学トリックを用いたミステリを書くことができるのだろうか。

安直な考えな気がする。

おそらくは、もっと純粋に関心を持って楽しんで吸収した知識でないといけないのだろうな。

やはり読書は楽しいのが一番。最強だ。